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「そうですね。高齢化が進む中で変形性ひざ関節症は確かに増えております。ひざ関節症はふとものの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にある関節でその表面はつるつるした軟骨に覆われ、その軟骨同士が接して滑らかに動くようにできています。 ところが老化が進み、軟骨がすり減ってくると痛みを感じるようになります。 しかし、変形が進行しやすいタイプがあります。まず挙げられるのはO脚の強い人です。日本人の多くはもともとO脚気味で、ひざの内側に体重がかかりやすいのですが、これが強いとさらに負担をかけてしますからです。この場合は、減量や肥満予防が症状軽減に有効です。」治療法ですが。「まず、その前にレントゲン検査などにより、単純な変形性ひざ関節症なのかどうか診断する必要があります。診断がつけば痛みに応じて湿布や鎮痛剤の投与をします。また関節内にヒアルロン酸などの、軟骨を保護し再生を促す注射をすることもあります。 さて、予防ですが、ひざにとっては冷えが大敵です。サポーターや下着を保温性の良い物にして“ひざの保温”に留意してください。 次に“減量”にチャレンジすることです。体重を数キロ落とすだけで、痛みはかなり緩和されます。さらには、ひざを伸ばす筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることも大切です。 高齢化が進む現代、私は患者さんと不安も痛みも治療した喜びも、なんでも共有できるクリニックを、と考えています。」 |