肘の痛み
こんな症状はありませんか?
- 肘関節が痛い
- 肘がひっかかる
- 肘がしびれる
- 肘の外側が痛む
代表的な疾患
テニス肘(上腕骨外側顆炎)
肘の外側にある腱に負担がかかり、タオルを絞る・物をつかむ・持ち上げる動作で痛みが出る疾患です。
テニスをする方に多いのでテニス肘と言われていますが、家事やパソコン作業などでも発症します。
安静・リハビリテーション・装具・ブロック注射などの治療が有効です。
野球肘
成長期の子どもに多く、投球動作などで肘に繰り返し負担がかかることで起こる障害です。
内側・外側・後方にさまざまなタイプがあり、放置すると後遺症が残ることもあり、早期発見と投球制限、リハビリが大切です。
変形性肘関節症
肘の関節の軟骨がすり減り、肘の動きが悪くなったり、痛みや引っかかりを感じる病気です。
過去のけが(骨折や脱臼)や、使いすぎが原因になることがあります。
リハビリテーションによる可動域や疼痛の改善・注射で治療を行いますが、ひどい場合は手術加療が必要な場合もあります。
肘部管症候群
肘の内側を通る尺骨神経が圧迫され、手や指(特に小指側)のしびれや力が入りにくくなる疾患です。
進行すると、細かい作業がしにくくなる・筋肉がやせるといった症状がみられます。
早期であれば装具や薬、進行例では手術が必要になることもあります。