膝の痛み
こんな症状はありませんか?
- 膝が痛い
- 膝が曲げにくい
- 膝が抜ける感じがする
- 膝がひっかかる
- 膝の下が痛む
- 水が溜まっている気がする
代表的な疾患
変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減ることで、体重が直接骨に加わり、骨が徐々に変形することで、膝の痛み・腫れ・動かしにくさが進行していく疾患です。
特に中高年の女性に多く、「立ち上がりや階段で痛む」という症状が特徴です。
ヒアルロン酸の注射やリハビリテーションによる疼痛の軽減や、進行予防が大切です。
前十字靭帯損傷(ACL損傷)
スポーツ中の急な方向転換やジャンプの着地などで、膝の中にある前十字靭帯が切れる疾患です。
膝がグラグラする、腫れる、力が入らないといった症状が出ます。
基本的には手術が必要で、術後にしっかりとリハビリテーションが必要になります。
膝半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
膝のクッション役である半月板が、ひねり動作などで傷つくことで、痛みや引っかかり感が出る疾患です。
動かすと膝にロックがかかったようになることもあります。
内側と外側の半月板どちらを痛めているか、さらに年齢や性別や運動習慣に合わせて治療が変わります。
オスグッド・シュラッター病
成長期の子どもに多く、すねの骨の上端(膝の下)が出っ張って痛くなるスポーツ障害です。
ジャンプや走る動作が多い競技で発症しやすく、運動後や階段で痛みます。
成長とともに自然に落ち着きますが、状態合わせてリハビリテーションや装具の着用・運動の休止を行います。