大阪市阿倍野区の整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科|骨粗しょう症・関節リウマチ

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骨粗しょう症

骨粗しょう症は、骨強度が低下し、骨折しやすくなる骨の病気です。骨粗しょう症になると、骨の中が軽石のようにスカスカの状態になり、骨がもろくなってしまいます。その結果、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
骨粗しょう症は、それ自体が生命をおびやかす病気ではありませんが、骨粗しょう症による骨折から、要介護状態になる人は少なくありません。

1.原因

体の中では絶えず古い骨は壊され(骨吸収)、新しい骨が作られています(骨形成)。これが骨の新陳代謝です。新陳代謝のバランスがくずれ、骨吸収がどんどん進んで骨形成が追いつかなくなると、骨粗しょう症となり骨折しやすくなるのです。
また骨粗しょう症は女性に多くみられます。
これは女性ホルモンの一種であるエストロゲンが、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあるため、閉経後、エストロゲンが減ってしまいますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつけずに骨がもろくなってしまうのです。

2.易骨折性(骨折しやすい状態)

特に高齢者で骨折しやすい部位には

  • 大腿骨近位部骨折
  • 脊椎圧迫骨折(写真)
  • 橈骨遠位端骨折
  • 上腕骨近位部骨折

があります。
特に大腿骨近位部骨折は受傷後歩行困難となり、長期寝たきり状態になることがあり注意が必要です。

3.骨密度の測定

骨密度とは骨のかたさをみる検査です。
検査法としては

  • DXA法(X線を使って脊椎や大腿骨で測定)
  • 超音波法(超音波を使って踵骨で測定)
  • MD法(X線を使って中手骨で測定)

一般の診療所では超音波法がよく使われ、当クリニックでもこの方法で検査しています。

4.治療

治療は内服薬が中心となります。

(1)内服薬

  1. ビスフォスフォネート系製剤
    骨吸収を抑制することにより骨形成を促し、骨密度を増やす作用があります。骨粗しょう症の治療薬の中で有効性が高い薬です。
    ビスフォスフォネートは腸で吸収され、骨を吸収する破骨細胞に作用し、過剰な骨吸収を抑えるのです。現在はこの薬が中心となっています。
  2. 活性型ビタミンD3製剤
    食事で摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きがあります。また、骨形成と骨吸収のバランスも調整します。
  3. ビタミンK製剤
    骨密度を著しく増加させませんが、骨形成を促進する作用があり骨折の予防効果が認められています。
  4. SERM(サーム:塩酸ラロキシフェンなど)
    骨に対しては、エストロゲンと似た作用があり、骨密度を増加させますが、骨以外の臓器(乳房や子宮など)には影響を与えません。
  5. 女性ホルモン製剤(エストロゲン)
    女性ホルモンの減少に起因した骨粗しょう症に有効です。閉経期のさまざまな更年期症状を軽くし、あわせて骨粗しょう症を治療する目的で用いられます。

これらの薬以外にも、イプリフラボン・蛋白同化ホルモン製剤などがあります。

(2)注射薬

  1. 合成カルシトニン誘導体製剤(エルカトニン)
    骨粗しょう症に伴う背中や腰の強い痛みに対して用いられます。
  2. 副甲状腺ホルモン製剤(テリパラチド)
    新しい骨を作る骨芽細胞を活性化させ骨量を増やします。

(3)食事

カルシウムを多く含む食事を取りましょう。
牛乳などの乳製品、小魚、大豆製品などに多く含まれています。
体内のカルシウムのほとんどは骨の中にあります。その他のカルシウムは他の組織や血液中に存在します。血液中のカルシウムが足りなくなると、骨からカルシウムが溶けだして補います。カルシウムの摂取量が少ないと、次から次へとカルシウムを骨から血液へ補わねばならず、骨の中のカルシウムがどんどん失われてしまうのです。

(4)運動

運動不足は骨密度を低下させる要因の一つです。
体重をかけることが大切で、ウオーキングやジョギングが有効です。

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