大阪市阿倍野区の整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科|骨粗しょう症・関節リウマチ

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関節リウマチ

関節リウマチは、関節の内側にある滑膜に炎症が起こり、腫れや痛み、こわばりなどの症状を起こし、それが続くと関節の変形をきたす病気です(写真)。
原因は、まだはっきりとわかっていません。遺伝による体質にウイルスなどの刺激が加わって、免疫に異常が生じて起こる自己免疫疾患のひとつと考えられています。

1.診断

関節リウマチの初期には、関節の痛みや炎症、軽い貧血、血液の異常などが起こりますが、これらの症状は他の病気でもみられるため、発病したばかりの時期に診断を行うのは難しい病気です。
診断によく使われるのは、1987年に発表された米国リウマチ学会(ACR)の分類基準です。

米国リウマチ学会の診断基準

  1. 朝のこわばりが少なくとも1時間以上にわたってみられる
  2. 3つ以上の関節に炎症による腫れがみられる
  3. 手首や手指のつけ根の関節、手指の第2関節に炎症による腫れがみられる
  4. 左右対称の関節に炎症による腫れがみられる
  5. 皮下結節(リウマトイド結節)がひじやひざなどにみられる
  6. 血液検査でリウマトイド因子が陽性である
  7. X線検査で手の関節に骨の萎縮などの変化がみられる
    (1.から4.までの症状は6週間以上続くこと)

上記の7項目のうち、4項目以上に当てはまる場合を関節リウマチとする

この分類基準は痛みや腫れなどの症状、血液検査、X線検査の結果から診断を行うものです。診断の間違いや見逃しが少ないことが長所ですが、診断するには1~2カ月間患者さんの経過をみる必要があります。

2.治療

関節リウマチの薬にはいろいろな種類があり、患者さんそれぞれに適した薬が使用されます。副作用の強い薬もありますので指示どおりに薬を飲むことが大切です。
以前は非ステロイド性抗炎剤やステロイド剤による治療が主でしたが、最近は、病気の初期から免疫の異常に対して働く抗リウマチ薬を使い、効果が不十分なら生物学製剤と呼ばれる種類の薬も使用して、炎症や関節の破壊を強く抑えるという方針で薬が選ばれています。

1.抗リウマチ薬(DMARDs)(メトトレキサート、タクロリムス、レフルノミド、サラゾスルファピリジン、ブシラミン、オーラノフィンなど)

免疫の異常に直接働き、炎症を抑える薬です。なかには、関節の破壊が進むのを止める作用を持つものもあります。
関節リウマチの症状が出始めてから、できるだけ早い時期にこのタイプの薬を飲み始めると、病気の進行を抑える作用が高いことがわかり、最近は、早い時期から意欲的に使われるようになっています。
効果が出るまで2~3カ月ほどかかることがあります。

2.生物学的製剤(インフリキシマブ、エタネルセプト、トシリズマブ、アダリムマブなど)

生物によって作られるタンパク質などを利用した薬(注射薬)です。関節リウマチでは、免疫にかかわるサイトカインいう物質が異常に多く分泌されますが、このサイトカインの働きを抑えることによって、関節リウマチの症状を改善します。作用は数週間ほどで現れ、痛み、腫れ、こわばりを改善し、関節の破壊を止めることから、他の治療薬で改善できなかった方にとっては、よりよい薬となることが多いです。抗リウマチ薬(DMARDs)と併用して使われることも多い薬です。

3.ステロイド剤(プレドニゾロン、ベタメタゾンなど)

体内で作られている副腎皮質ステロイドホルモンという物質と類似の化学構造を持つ薬です。炎症を強く抑える働きがあり、痛み、腫れ、こわばりなどの症状に効果があります。
高用量を長期に飲み続けることで、感染症を起こしやすくなったり、骨粗しょう症や動脈硬化を引き起こす可能性などがあるため、少ない量を使うことが勧められています。量の調節が難しい薬なので、必ず指示どおりに飲みましょう。

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