大阪市阿倍野区の整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科|骨粗しょう症・関節リウマチ

TEL.06-6626-6300

〒545-0004
大阪府大阪市阿倍野区文の里1-8-13

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院長紹介

院長-柳井 尚浩

皆さんは大学病院などの大きな病院での3時間待ち、3分診療という現実をどう思われているでしょうか。
私自身も過去にこのような治療を実際に行っていて少なからず疑問に感じていました。たしかに大きな病院は設備も整っており検査も充実し、よりよい治療を行うことができます。
しかし本当にそのような検査や治療が必要な患者さんは一握りの方だと感じていました。地域にあっては患者さんひとりひとりの身体の状態を継続的に診て、今がどのような状態か、どのような治療が必要なのかを診断し、実行できるかがとても大切なことと考えます。
また、いつ大きな病院へ紹介し、検査や治療を受けてもらわなくてはならないかという状態を判断することが、地域にある一診療所の役目であると考えています。

何よりも患者さんと医師の信頼関係を大切に、何でも相談しやすいホームドクターでありたいと考えています。

略歴

昭和57年
大阪市立大学医学部 卒業
大阪市立大学医学部附属病院整形外科にて研修 
昭和59年
大阪府済生会中津病院 勤務
昭和62年
大阪市立大学医学部附属病院 勤務
平成元年
大阪市立住吉市民病院(現:大阪市立総合医療センター)病院 勤務
平成3年
大阪市立住吉市民病院(現:大阪市立総合医療センター)整形外科 医長
平成10年
大阪市阿倍野区昭和町にて開業
令和6年2月
文の里に移転。名称を「やない整形外科」と変更

大阪市立大学医学部整形外科学教室に入局、2年間研修医として整形外科の基礎を学びました。
この研修期間の間には大阪市立大学医学部附属病院および大阪労災病院整形外科にて小児整形外科、手の外科および関節外科を、兵庫県立西宮病院救急救命センターにて救急医療を、また大阪市立大学医学部附属病院麻酔科にて麻酔科学を学びました。
2年間の研修医のあと、大阪府済生会中津病院整形外科にて一般整形外科医としての臨床経験を積みました。
その後、大阪市立大学医学部附属病院整形外科に戻り、以後ライフワークとなる脊椎外科および末梢神経外科を専門的に学びました。またその間に腕神経叢損傷に関する研究で博士号を取得いたしました。
平成元年より大阪市立住吉市民病院(現:大阪市立総合医療センター)整形外科に勤務し脊椎外科を中心として幅広い治療を担当して参りました。
そしてその経験を生かして平成10年昭和町の地で開業。
約26年を経て令和6年 文の里に移転しました。

資格など

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本リハビリテーション医学会認定臨床医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医

大阪日々新聞の掲載について。

「高齢化が進む中で変形性ひざ関節症は確かに増えております。ひざ関節症はふとももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にある関節でその表面はつるつるした軟骨に覆われ、その軟骨同士が接して滑らかに動くようにできています。

ところが老化が進み、軟骨がすり減ってくると痛みを感じるようになります。
さらに進むと骨と骨が直接ふれるようになり、強い痛みとなります。ひざの老化は誰にでも起こることですが、すべての人に痛みが伴うわけではありません。高齢の方でも痛みもなく正座もできる方がたくさんおられます。

しかし、変形が進行しやすいタイプがあります。まず挙げられるのはO脚の強い人です。日本人の多くはもともとO脚気味で、ひざの内側に体重がかかりやすいのですが、これが強いとさらに負担をかけてしまうからです。この場合は、減量や肥満予防が症状軽減に有効です。」治療法ですが。「まず、その前にレントゲン検査などにより、単純な変形性ひざ関節症なのかどうか診断する必要があります。診断がつけば痛みに応じて湿布や鎮痛剤の投与をします。また関節内にヒアルロン酸などの、軟骨を保護し修復を促す注射をすることもあります。

さて、予防ですが、ひざにとっては冷えが大敵です。サポーターや下着を保温性の良い物にして“ひざの保温”に留意してください。

次に“減量”にチャレンジすることです。体重を数キロ落とすだけで、痛みはかなり緩和されます。さらには、ひざを伸ばす筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることも大切です。

高齢化が進む現代、私は患者さんと不安も痛みも治療した喜びも、なんでも共有できるクリニックを、と考えています。」

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